もう春
まだ風が冷たいですが、昼間は本当に暖かくなってきました。
先日は春の暖かさを感じて、冬ごもりをしていた虫達も外に起きだすといわれる啓蟄の日を迎えました。
農園ではそれよりもずっと早くからてんとう虫採りが毎日のお昼の日課となっています。じぃーっっと足元を見つめると、、
晴れていれば30分でだいたい20〜30匹のてんとう虫を見つける事ができます。(ちなみに今日は調子よく30分で56匹確保でした。)
ハウスの中にアブラムシが発生しているので、農薬を使用する替わりに天敵のてんとう虫に頑張ってもらうわけです。
実は害虫に対する天敵生物は商品として通常に販売されています。いろんな種類がある中で、てんとう虫は一匹の値段がなんと、
ベラボウに高い!のです。
なのでまだ全然寒い時期でしたが、実は畑にいるんじゃないのか?
そんな気持ちで探し始めたのですが、ありがたい事に寒い中でもちゃんといてくれたのです。
ただ天道虫というくらいですから、お天道様が出ている暖かい時でないとどこかに隠れているようですね。ゆっくりひなたぼっこしているとこを優しく捕まえます。
捕まえたてんとう虫はすでにカップルも多いのですが、ハウスの中はとても暖かく、鳥などの敵もほとんどいなくてエサも豊富で、
ここはハワイなのか?というくらいの快適さのはずです。
今ハウスの中では幼虫、そしてサナギがたくさん葉についています。私たちからするととても頼もしい味方たちです。
ちなみに、毎日の畑でのてんとう虫採りのフィールドサポートをしてくれるのはこの方です。ご存知ラッキーさん6ヶ月。
「また今日もやってるのか。。。昼寝も終わった。
出番ニャ!」
一歩一歩いちいちずっとついて来てくれて楽しいのですが、
実はちょっとだけじゃまなのはここだけの秘密です。。
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